助さん・格さんのドライバー日記
2001年6月6日 格さんのひとり言
 ぶらり男はひとり旅、な〜んて考え陸送員になった訳だけど、正直言って最近は陸に上がったカッパ状態です。昔みたいに神出鬼没の如く全国を股に掛けて、今日は岡山、明日は山形なんて本当に懐かしい話です。

全国を旅できる、無事に着いて終われば汽車に揺られて、フト、名もない港町に降り立ち、旅篭とても呼びたい木賃宿に泊り、宿のおかみさんに ”どこから来たんけね〜” なんて土地の言葉で聞かれ、埼玉なのに東京です。なんて少々見栄を張り、風呂から上がれば旬の味に時を忘れ、仕事の疲れを癒したもんです。

そんな昔の話で恐縮ですけど、初めて大型車のトラックを米子に運んだ帰りです。
会社へ納車報告をすれば、明日は休んで良いとの事、早速、山陽と山陰を結ぶ伯備線に飛び乗り内田百聞よろしく汽車の人になりました。

米子から岡山までの山岳路線ですが車窓のハイライトは方谷から井倉間で、この展望は圧巻でした。井倉侠の景観は今でも忘れる事ができない一つです。
新見駅で買った駅弁と、冷えたビールで喉をしめし、足をのばしてボックスを独占すると、その気分は最高でガラ空きの車輌は、さながら我が城でした。

鮮やかな朱色の八両編成の各駅停車、なんとも良い時代でした。

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