助さん・格さんのドライバー日記
2001年6月8日 格さんのひとり言
北の大都市、札幌市街から北へ、北へと伸びる一条の道があります。
雄大な石狩の野を貫き、荒ぶる日本海へと向かう国道231号。
人呼んで”石狩街道”がそれです。
運悪く、シベリア季節風の吹く、酷寒の季節に、この北の街道を走った覚えがあります。
とにかく、地吹雪で前が全く見えません。

石狩街道は別にサーモンロードとも言われ、又は”風の道”と言う人もいます。
本土から来た客人には簡単に通すまいと、地吹雪はフロントガラスを激しく叩き、ハンドルを握る手に力が入りました。
どうにかプロドライバーの意地で何とか走り終え、早速、会社へ納車報告するといきなり”馬鹿野郎なんで危険を感じたら止まらないんだ、お客様の車を運んでいるんだ、止まる勇気を持て”と大声で怒鳴られました。

誉めてもらえるもんと思っていたら逆で、暗い気持ちを引きずったまま帰って来ました。当時、配車係り担当の有本氏は、幾らか天狗になりかけた私に安全輸送の大切さを教えてくれた人でした。

今日が命日の日、外の大雨を窓越しに眺め、ふと故人を想った日でした。

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