助さん・格さんのドライバー日記
2003年1月27日 助さんのひとり言  銀座でひと風呂
 疲れた身体を癒すには熱い湯船に肩まで入りタオルなんぞ頭に乗せた日にゃ〜最高なんです。

 東京駅付近で銭湯を探すと、昔は新橋の駅前に銭湯があったけど何年か前にカラオケ屋さんに変わっておりました。
 それより銀座に銭湯が在ることを知ってますか?
 銀座八丁目の金春通りにある金春湯。
かの名優、故・殿山泰司さんが幼少の頃から通っていたと聞いた事があるから、かなり古い銭湯であることは間違いないようです。
 呉服屋さんの片隅に入り口があり、自動販売機が並ぶ狭い通路を抜ける奥にあるので、前を通ってもここに銭湯があるなんて気がつかないかもしれません。

 さて金春湯の中は、思った以上にこじんまりとしていて、浴槽は二つに分かれていて、それぞれに「熱い」と「ぬるい」のプレートが付いている。小生、湯をサッと掛け、「ぬるい」の方に入ってみる。ゲッ・・・熱い!それも半端じゃなく熱い。
 「熱い」の浴槽に先客の爺さんがハゲ頭まで赤くして入っているけど大丈夫なのかと心配になる!
 水なんか入れたら江戸っ子はやせ我慢だから 「湯が尻に食いつくぐらいが丁度いいんだ」なんて意地を張るんだろうな〜 意を決して小生、「ぬるい」の方に入ってみると、何と浴槽の下には大きな通用口が開いており、どちらも下の部分じゃつながっていました。
 顔まで赤くしながら壁の絵を見ると、浴槽側に鯉の絵と、洗い場側に富士山らしき山の見える風景画。
 さすが銀座!鯉と富士山かと変に感心する。

 時間的にも開店前までの合間にさっと浴びに来る板前さん達が多いようで、毎日来る時間決まっているのだろうから、お互いに知り合いのようで、「よっ」とか「ほい」とか短い会話を交わしてゆく。さすが銀座である、みんな、さっと浴びてさっと出てゆく。とても回転が早い。まるで回転寿司のようである。
 見ていて、なんか、すがすがしいというか、気持ちがいい。

 江戸っ子がカラスの行水だと言われるのも、こういうところからきているのかもしれない。小生も江戸っ子を見習って、さっと湯船から上がると、あまりの長湯で頭がクラクラする。

 どうにも格好の悪い歩き方で出てきたが、銀座をプラプラしながら新橋まで歩くと、とても贅沢な気分で帰れましたよ!500円で入浴と牛乳一本が飲める安さ。是非、探して行って下さい。


トップページに戻る
Copyright.(C) 2001 Rikusou Village.All Rights Reserved
記事・画像等を無断で転載することはできません。
・このページへのご意見・ご要望は info@transport.ne.jp