助さん・格さんのドライバー日記

「格さん 新幹線車中にて考える・・・

久々の登場で恥ずかしく思います。

全く長続きしない性格は治らず、陸送稼業で地方に行くことだけが楽しみな毎日です。

今回も姫路まで新車のトラックを納車して新幹線で東京へ。

大きな鞄を棚に乗せたところで車内販売のカートがやってきた。

大地喜和子似の大柄な美人が「ビールとおつまみ、お弁当はいかがですかあ」と言っている。そう言われるとすぐに「はい!いかがだったか?」と反応してしまう。

本当に素直な人生を歩んできた。

今日はこれで仕事も終りだし、少しぐらい飲んでも大丈夫だ。

我輩の席のまわりは出張族のサラリーマンのおとうさんが多いようだ。

缶ビール1本とレモンサワー1本に、おつまみセットというのを買った。

窓の横の細長いスペースに置いて飲む準備に入る。

大切な幸せな時間である。

ズボンのベルトを少し外し楽な姿勢で缶ビールを手にする。

まず、やはり最初はビールで小さく乾杯をする。

車内販売のカートは我輩の横にとまったままだ。

どうやら、我輩のまわりの出張族のおとうさんの何人かが次々にビールを

買っているらしい。

どうも、あれは連鎖反応を呼ぶようで数分後には、そのあたりのあっちこっちで

缶ビールをプチンプチン開ける音がした。

車窓から流れていく外を眺めながら、ちょうどいい具合に冷えているビールを

ぐびりぐびり飲む。

おつまみセットの袋を開けてイカクンを出してかじる。

袋には「珍味三品」と書いてある。

イカクン(いかの燻製)

ピーナツ

柿の種

イカクンの次に柿の種を6粒とピーナツを3粒を混合して、いっぺんに口の中に

放り込む。この2対1の割合が大切なんです。

 

だけど、イカクンはしょうがないがピーナツと柿の種は珍味なのか?そんなことを考える。

珍味とは珍で妙なる味ということであろう。

我輩の友人にも珍で妙な御仁が多いが付き合ってみるといい味がして忘れられない。

そのようなことを考えていると斜め後ろのおとうさんが早くも二缶目をプチンと開ける

音がした。

我輩も一缶目の残りをぐいと急いで飲み二缶目のレモンサワーをプチンと開ける。

右横窓側のおとうさんが、我輩より少し遅れて二缶目を開ける音がした。

今のところ僅差の第二位。しかし、このレモンサワーを飲んでしまうと三缶目がない。

温まることを考えてしまい三缶目を買っていなかった。小心者である。

まわりのライバル達は、さっきの車内販売で何本ぐらい買ったのだろうか。

さっきの大地喜和子似の車内販売のお姐さんは、あとどのくらいで戻ってくるのだろうか。

事態は早くも緊迫して、珍味三品の追及の手も緩むのであった。

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