助さん・格さんのドライバー日記
格さんのひとり言  


能登巡り その5


入りくんだ海岸線が美しい能登島。

海鳴り聞こえる能登島大橋を渡れば 豪華絢爛のホテル群が
並ぶ和倉温泉が見える。

訪ねてみたい温泉旅館の上位に必ず載る 加賀屋ホテルは
その威厳誇る姿を目の辺りにすると どうも圧倒され尻込み
してしまう。

ホテルの前には俳人高浜虚子の句碑が建てられていた。

昭和24年和倉に来り「家持の妻恋舟か春の海」と追憶して
現実の和倉の海を賞したそうです。

その万葉の歌人「大伴家持」は越中国守として高岡に在任中
天平二十年「春の出挙」の為 能登の巡察に訪れ 
何首かの歌を詠み 又 採取し万葉集に残しています。

之乎路から ただ越え来れば 羽咋の海 朝凪したり船楫もがも

高岡から氷見に出て 山越えの志雄街道を経て能登の地に
初めて入った時に詠んだ歌だそうです。

羽咋の海は今の邑知潟の事か はたまた千里浜の辺りの事
であろうか・・・

山越えして来て最初に目にした『春の朝の穏やかで広大な海』に
感動した様子がありありと感じられ

当時の早朝の海の匂い 鳥の囀り 周りのざわめきまで
思い起こさせる秀逸な歌ですね。

家持を想い 無料の足湯 「妻恋舟の湯」に入らせて戴きました。

疲れた足に優しさが沁みこむようでした。

ありがとうございました^^


番外編へ続く



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